自分らしい人生①

先日大好きな叔母とのお別れがありました。

このお話は、「さみしい」や「つらい」というネガティブな話ではなく、
叔母との別れは一時のさみしさはあったものの
最後には結婚式の帰りのようなとても温かく幸せな気持ちになったお話です。

私はさっちゃん姉ちゃん(叔母)が中学生の時に生まれました。
そして私が生まれた数ヵ月後にさっちゃん姉ちゃんの母(私のおばあちゃん)は亡くなったので早く親を亡くした分、家族の中では母親のような役目をしていたそうです。

しっかりもので、明るくて、友達が多くて、かなり“やんちゃ”だったとのことですが
お世話好きで、一人のことをとことん大切にする女性でした。私は初めての姪だったので、とても可愛がってくれました。

さっちゃん姉ちゃんは、亡くなる寸前まで介護の仕事をしていました。
消防士の叔父とともに、人のために生ききったという言葉がぴったりなさっちゃん姉ちゃんだから、永眠は「さみしさ」「つらさ」をみんなに残さずに、笑顔で締めくくられたものだったのだと感じます。

さっちゃん姉ちゃんが結婚した時、父(私のおじいちゃん)が送ってくれた言葉を私が結婚した時にも送ってくれました。

「誰からも愛されるひとに」

さっちゃん姉ちゃんの人生は、まさにそういう人生になるようにすごく努力してきたんだなと思いました。

つづく

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