ELNEC-Jに参加しました。

4/21、22日 2日間にわたり、ELNEC-J~コアカリキュラム看護師教育プログラムに参加いたしました。
エンド・オブ・ライフ・ケアを学び、在宅のご利用者様・家族と関わる自分自身の振り返り、また新たな視点に気づくことができました。
痛みのマネジメントでは、痛みのアセスメントや特徴、デルマトームを知っておくことなどが、より有効的なケアにつながると感じました。
倫理的な問題では事例検討することで自分自身の価値観・判断が間違っていないか、ご利用者様に苦痛な思いはさせていないか、チームでの共有の重要性等を振り返ることができました。
コミュニケーション事例では、それぞれ患者・看護師・観察者に分かれ、それぞれの立場になることで、どんな思いになるのか、治療から緩和へ移行する過程のなかで自分自身が治療中の患者だったらどう思うか。混乱する中で医療者側がどのように伝えるか、どのような言葉がけをすればよいか、ふりかえり、またグループ内での意見交換のなかで評価していただき新たな気づきもありました。
在宅の中でも今回の事例のように、ご利用者様・ご家族にとってつらい言葉を伝える場面も少なくありません。その時に自分自身の言葉はこれでよかったのだろうかといつも考えます。また、先輩看護師とふりかえることをしています。おそらく今後もこのような葛藤は続くであろうと思います。
緩和ケアについて今後も学び知識をつけ、ご利用様・ご家族様に少しでも充実できるエンド・オブ・ライフ・ケアができるような関わりかたをしていきたいと感じました。
困難事例のご相談をさせていただいたり、このような対応をしたなどアドバイスがあればお聞かせください。よろしくお願いいたします。        看護師 晴山、古川